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絵本

2022年5.6月号

子どもと「性」を学ぶ絵本

今回はWEB限定というところでいつもと違ったテーマでお届け♪ 幼児から小学生に向けて、性をわかりやすく伝える絵本をセレクトしました。

ほとんどの親が子どもに対して「性」を教えることを難しいと考えているのではないでしょうか。

性教育は、性の話も親の愛情も素直に受け入れる「3歳から10歳まで」に行うのがおすすめです。
小さなころから正しい知識を身につけることで、性犯罪などから自分自身を守れる大人になれるように…。

かわいいイラストなど読みやすくわかりやすい「性教育」の絵本で学んでみませんか?

①赤ちゃんはどこからくるの?
性教育アドバイザー のじまなみ
絵 林ユミ
幻冬社

小さなころから知っておいてほしい体と性のふしぎを
親子一緒にかわいいイラスト・マンガで楽しく学べる一冊です。

②マンガでわかる オトコの子の「性」
 思春期男子へ13のレッスン
監修 村瀬幸浩
著 染谷明日香
マンガ みすこそ
合同出版

大人に近づくこころ、変化するからだ、誰かを好きになって、それから…?
思春期男子の尽きない悩みをあすか先生がすっきり解決!

③大人も知らない⁉性教育なぜなにクイズ図鑑
監修 のじまなみ(性教育アドバイザー)
宝島社

男女の心と体の仕組み、妊娠・出産、性の多様性etc.まで、47のクイズでよくわかる1冊です!

④0歳からはじまるオランダの性教育
著者 リヒテルズ直子
日本評論社

誰もが「愛情ある性」を選び取れる社会に向けた、世界で最も先進的なオランダの教育実践に学ぼう!

⑤サッコ先生と!からだこころ研究所 小学生と考える「性ってなに?」
 
著者 高橋幸子(産婦人科医)
リトルモア

小学生のうちに、みんなと考えたい、体・心・性のこと。
知れば知るほど、自分とだれかを守るパワーになる!

⑥うみとりくのからだのはなし
作 遠見才希子
絵 佐々木一澄
童心社

ふたごのうみとりくは、そっくりだけど、ぜんぜんちがう。
みんながそれぞれのからだを大切にするためには、どうしたらよいのか考える絵本です。

⑦すきってどんなきもち?いやっていえるかな?
監修 田代美江子
絵 せべまさゆき
編著 WILLこども知育研究所
金の星社

「すきな こには どうすればいい?」「いやなこと されたら どうすればいい?」
この絵本が教えてくれる!

子どもと「性」を学ぶ絵本
子どもと「性」を学ぶ絵本
子どもと「性」を学ぶ絵本
子どもと「性」を学ぶ絵本

子どもに読み聞かせをすることは、とても大切なコミュニケーションのひとつです。

子どもは、登場人物になりきり、想像の世界を冒険していきます。
登場人物の感じた喜びや楽しさ、ときには悲しみや悔しさ、怒りなどを体験し、感情豊かに。

人の喜びや痛みを分かち合う共感性も育まれていきます。
まだ言葉のわからない、ちいさな子にも読み聞かせは効果的です。
ママやパパの声は子どもにとってリラックスでき心地よいものなのです。

絵本にはさまざまな力があります。子どもにとっては知識の宝庫!
ジャンルによっては学習要素の多い絵本、昔話からは先人の知恵を学べます。
それだけではなく、色彩・形・マナーなど絵本を読んで得られることはたくさん。
子どもが自分で読むのと、読み聞かせしてもらい耳で聞くのでは、また違った体験となります。

子どもたちが「よんで」と言ってくるときにはぜひ、読んであげましょう♪

ときには、子どもたちがママやパパに読み聞かせをしてくれるかもしれません。
そんなときは上手に読めたことをたくさんほめてあげると愛情を感じ、子どもにとって特別な時間となるのではないでしょうか。

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