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ワーキングママ

2023年3.4月号

MAMA WORK’s STORY~ “日常”の尊さに気付いた瞬間~

かずみさん 前職は作業療法士。2022年に東京都から山梨県へUターン移住。同年春頃からロケーション撮影や自宅に出向き、今の家族の日常を写真に残すフリーの出張カメラマンとして本格的に活動を開始。ご主人と子ども2人(長女4歳・次女1歳)の4人家族。

4歳の長女と1歳の次女を育てるかずみさん。ロケーション撮影や、ご自宅での今の家族の日常を写真に残すフリーの出張カメラマンとして2022年春頃から「時グラフィー」を屋号に活動を始めました。かずみさんがこの仕事を始めたのは子育ての経験からと言います。「日々成長する子どもを見て、ふと当たり前に過ごす毎日の尊さに気が付きました。公園では我が子を見守るママの目線や親子が一緒に遊ぶ様子を目にして『なんて素敵な光景だろう』と思いました。でもママが撮影する写真に映るのはどうしても子どもだけ。私自身親子写真がほとんどないことに気が付きました。そこからいつも一緒にいる親子の姿を残せたら良いな、せっかくならより良い形で残せないかなと考えるようになりました」とかずみさん。次女の子育てやコロナ禍からオンラインでカメラの知識が得られる講座を受講し、猛勉強して自分の力を磨きました。

かずみさんが本格的に活動しだした時、次女はまだ1歳前。保育園に通わせるまでおんぶをしながら撮影していました。「我ながらよくやったなって思います(笑)。お客様に事情を話すと皆さん背中の娘を笑顔で受け入れて下さりました。正直なところ体力は瀕死状態(笑)でしたが、それ以上にこの仕事をやりたいという気持ちの方が勝っていました。でも振り返ると『本当にやってよかった!』と感じますね。納品後にいただく皆様からのご感想は何よりも励みですし、仕事を通じて色んな方と出会えたことで自分の世界が広がりました。もし働くのに悩んでいるママがいたら『働く前は色んなことが不安になるかもしれないけれど、きっと楽しいことも沢山待っているんじゃないかと思います!』と伝えたいです」とかずみさん。思い切って一歩踏み出したからこそ得られる素敵な出会いがあるのかも知れません。

今後も“日常”という視点を大切にしながら写真の良さを広げていきたいと話し、さらに山梨県だからこそ活かせる企画などにも挑戦したいとワクワクしながら話すかずみさん。これからも「イマ」の親子の日常を写真に残していきます。

インスタグラム→@toki_graphy

MAMA WORK’s STORY~ “日常”の尊さに気付いた瞬間~
MAMA WORK’s STORY~ “日常”の尊さに気付いた瞬間~
MAMA WORK’s STORY~ “日常”の尊さに気付いた瞬間~
MAMA WORK’s STORY~ “日常”の尊さに気付いた瞬間~

わたしの一日
6:00-起床、DMやメールなどの確認
7:00-朝食作り、子どもたち起床
8:00-朝食、登園準備
9:00-登園、仕事開始
17:00-仕事終了、子どものお迎え
18:00-夕食準備、お風呂
19:00-夕食
20:00-子どもたちとのふれあい時間
21:00-子どもたち就寝
22:00-レタッチ、SNS投稿など
23:00-就寝

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