3歳の長男を育てながら大人を対象とした教室や、山梨県初となる「Zumbini(ズンビーニ)」で0歳~4歳を対象にした親子教室を開講し、活躍する佐藤 香澄さん。
Zumbiniとは世界中で親しまれている「ズンバ」を子ども達にも楽しめるように改良したもので、
親子で歌やダンス、楽器遊びなどを楽しみながら親子のコミュニケーションをより深めていくアメリカ発のプログラムです。
香澄さんがZumbiniに出会ったのは、2021年4月のこと。ズンバを教えていた経験を活かせるほか、
長男にも良い影響があるのではと5月にインストラクターの資格取得を始めました。
長男が幼稚園へ通っている間に資格を取得し、同年の秋口にはオンラインレッスン、12月からは対面式でのレッスンを開始しています。
「この教室ではお子さんに自由に過ごしてもらうことを大切にしています。私自身も子どもを連れて色んな幼児教室へ出向きましたが、
他の親子と同じことが出来ないことが焦りに繋がりストレスになってしまったことがありました。
でも教室を始めて特に感じるのは同じことをしていなくても、その子なりにその場から色んなことを学んでいるということです。
そういった親子の気持ちを理解した上で、親子共にストレスなく楽しんでもらえる場所にできたらと考えています」と香澄さん自身が子育てで感じてきた経験が教室にも反映されています。
また出産のために仕事を休み、再開する時には長男が突然の病気などで仕事を休まなければいけないことへの不安もあったそうですが、
実際に働いてみると子育て経験のある方が周囲に多く、急なレッスンのお休みなどにも理解をしてくれたそう。
「子育てとの両立を理解してくれ、応援してくれる方々に非常に助けられました。
私のような経験もあるので“子育てをしているから仕事が出来ない”と決めつけず、仕事をしてみたいと思ったら思い切って行動してみるのも良いかもしれません」とこれから働く方へのメッセージも頂けました。
終始、笑顔でインタビューに答えてくれた香澄さん。その笑顔でこれからも親子の輪を繋げていくことでしょう。