美しいアーチを描いたレンガ造りの通称・眼鏡橋。その歴史はとても古く、
今から100年ほど前に建築されたものだと言います。
都留市にある「カフェ織水」のオーナーは、この眼鏡橋のファンの1人。
いつかこの場所にて、カフェをすることをずっと夢見てきたそうです。
「もともとここは、古い水車小屋だったんです。そこを1年かけてセルフビルドしました。店内から眼鏡橋がよく見えるよう、窓を広く設け、美しい風景と桂川の水の音を聴きながら、ゆっくりと過ごせる空間に仕上げました」そうオーナーが話す通り、店内はどこかに昔の雰囲気を残しながら、古材や廃材をセンスよく活用した落ち着きのある空間。耳を澄ますと聴こえてくる桂川の音が、私たちを癒しの時間へと導いてくれます。
織水のメニューは、卵や乳製品を使わないスイーツやドリンクが主役。
スーパーフードのマヤナッツや豆腐のクリームなどを取り入れて、安心・安全な食べものを提案しています。
スイーツは、日替わりで常時3~4種類、コーヒーや紅茶以外にも酵素ドリンクやスムージーなど、
もちろんドリンクも幅広く揃います。
お客さまからの要望で始まったというフードメニューは、織水カレーと織水ブリトーの2種類を用意。
半日かけてじっくりと仕込むというこだわりの織水カレーは、素材の甘みとスパイスの刺激がバランス良く絡みあう大人の一皿です。
辛いものが苦手なお子さまには、野菜の旨みがたっぷりと詰まったボリュームのあるブリトーがおすすめ!定番の味に加えて、季節のメニューが多いのも織水の魅力と言えるでしょう。
「お子さまとはもちろん、お子さまを送り届けてから、自分の時間をゆっくり過ごされる方も多いです。
日頃、家事や育児、仕事など、ママはいつだって一生懸命。窓際に腰掛け、外をボーッと眺めたり、
本を読む時間があったって良いのでは?と思うのです。
ここへ来たら、日常を忘れてほしい。そんな場所であり続けたいと思います」とオーナーは優しく微笑みます。
ママ同士のランチ会、お夫婦やお一人でのんびりと過ごすカフェタイム……。
織水には毎日多くの方が訪れ、さまざまな過ごし方を楽しんでいるようです。