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ワーキングママ

2022年7.8月号 

MAMA WORK’s STORY ~「便利な近所のおばちゃん」って思われたい!育児経験が生んだ職業のカタチ ~

椎名 智愛子(ちえこ)さん 
前職はオリンピック選手などのアスリートが合宿を行うナショナルトレーニングセンターで栄養士、調理師として勤務。7年前に東京から山梨へ移住したのち、2021年11月より、お総菜販売や料理代行などを行う「ゴリラキッチン」を開業。ご主人と子ども5人(長女7歳・長男5歳・次男4歳・三男2歳・次女1歳)家族。

5人の子どもたちをご主人と二人三脚で育てる智愛子(ちえこ)さん。

甲府市にあるシェアキッチンで調理した「お総菜販売」のほか、お客様宅のキッチンで調理などを行う「料理代行」をする「ゴリラキッチン」を2021年11月に開業させました。きっかけは自身の子育て経験からと言います。
「子どもが保育園で胃腸炎をもらい、次々と子どもたちがダウンして全く家事が出来ない状況になったことがありました。すがる思いで料理代行を検索して乗り越えたのですが、その際にその方から料理代行という仕事を教えてもらいました。

調理経験があったこともあり、その出会いに運命を感じて『やってみよう!』とすぐに決意しましたね」と智愛子さん。
その後も自宅に呼んだ料理代行の方を師に開業を進めていったそう。月に2回、ゴリラキッチンで提供するお惣菜は1~2歳ほどの子どもにも合うメニューが中心。普段の料理の中で子どもたちから評判が良かったものを取り入れることも多く、出来るだけ“普段の食卓に出てくるもの”を意識しています。

またお惣菜をすぐに食べられるようあらかじめカットし、お客様の自宅まで配達するサービス(+500円、配達距離は要相談)も育児を経験しているからこそ生まれたものです。「ママたちにとってあったら嬉しいと思うものを積極的に業務に取り入れています。料理代行の際にも包丁研ぎをするなど、普段出来ない家事を代わりに行うこともありますね。家の中が散らかっているのを気にするママも多いですが、むしろ誇りに思って欲しいです。子どもとしっかりと向き合って一緒に遊んであげた証拠だから、ぜひそのままの状態で私を呼んで欲しいです」と話す智愛子さんが目指すカタチは“便利な近所のおばちゃん”。

今後は料理だけに拘らず掃除をはじめ、様々な方面からサポート出来るような体制にしていきたいと話してくれました。自分の子育て経験を元に、ママたちが困った時に気軽に呼べる存在として活動の幅をさらに広げていく智愛子さんの今後に注目です。

MAMA WORK’s STORY ~「便利な近所のおばちゃん」って思われたい!育児経験が生んだ職業のカタチ ~
MAMA WORK’s STORY ~「便利な近所のおばちゃん」って思われたい!育児経験が生んだ職業のカタチ ~
MAMA WORK’s STORY ~「便利な近所のおばちゃん」って思われたい!育児経験が生んだ職業のカタチ ~
MAMA WORK’s STORY ~「便利な近所のおばちゃん」って思われたい!育児経験が生んだ職業のカタチ ~

わたしの一日

5:00-起床、朝ごはんや子どもの身支度
6:00-朝食
8:00-子どもたちを保育園へ送る・買い物
9:00-仕事開始
16:00-仕事終了
16:30-子どものお迎え・子どもたちと外遊び
18:00-夕食準備・お風呂
19:00-夕食
19:30-片付けと明日の準備
20:00-寝室で子どもたちと遊ぶ
20:30-就寝

持っている資格など

栄養士
調理師

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