Linkids | リンキッズやまなし

メイン特集

7・8月号

このママにき~めた♡ママのはじまり ~妊活 不妊 妊娠 出産 産後~

妊娠することも奇跡、無事に生まれてくることも奇跡。すくすく育つことも奇跡。

命を授かることって奇跡の連続です。かけがえのない命を大切に。

ちょっとしたことも知っておくといいかもしれません。

妊活不妊

現代不妊症のカップルは10組に1組、体外受精で生まれた子は23人に1人と不妊不育は珍しくありません。35歳以上で妊娠できるのか気になっている方、妊娠を望んでも1年間妊娠しない方は、専門医を受診してみては?

妊娠を望む方は、タバコやアルコールの摂取、極度の肥満や痩身、セックスレス、過度なストレスに気を付け生活を見直してください。

不妊治療は、一度で妊娠できるとは限らない上に身体的にも経済的にも負担がかかります。夫婦2人で乗り越えなければなりません。しっかりと話し合い信頼できる病院・医師を見つけることも大切です。

不妊の検査ってどんなことするの?

○基礎体温をベースに排卵の有無を診断 ○ホルモン検査でホルモンの分泌状態や排卵障害の原因を調べる ○超音波検査で子宮筋腫や子宮内膜症、子宮内ポリープの有無を調べる他、卵管造影検査やクラミジア検査、精液検査など

甲府昭和婦人科クリニック 永井院長

 

妊娠したら

生理の予定日を過ぎても次の生理が来ない場合、妊娠している可能性があります。生理が来ないこと以外に、吐き気や嘔吐などのつわりの症状や、だるさ・熱っぽい・眠気などの症状が出ることも。超音波検査により子宮の中に胎嚢(赤ちゃんの袋)が確認できると妊娠と診断され、妊娠5週後半から6週前半になると、心拍が確認できるようになります。

妊娠中のトラブルと薬・サプリメントとの付き合い方

妊娠高血圧症候群・妊娠糖尿病・流産・早産などがあります。また、絶対に服用していけない薬は少なく、多くの薬が使用可能だそう。妊婦さんが飲むサプリ「葉酸」は専門医もおすすめ。しかし、極めて妊娠初期に限定されるそうなので、妊娠してから摂取しても効果は期待できないそうですよ。

長田産婦人科クリニック 長田院長

このママにき~めた♡ママのはじまり ~妊活 不妊 妊娠 出産 産後~
このママにき~めた♡ママのはじまり ~妊活 不妊 妊娠 出産 産後~
このママにき~めた♡ママのはじまり ~妊活 不妊 妊娠 出産 産後~
このママにき~めた♡ママのはじまり ~妊活 不妊 妊娠 出産 産後~

産院選びは自身が望む分娩スタイルで

ハイリスクな方は、小児科や内科など緊急時に対応できる先生や設備がある総合病院での出産になります。リスクがない場合は、出産方法や立ち会いの可否、病院の環境(母子同室・家や実家との距離・母乳育児・入院中の過ごし方)など、自分に合った産科を選びましょうね。

出産

山梨における赤ちゃんの出生数は、20年前で約9200人前後。2018年度は約5100人前後と4000人近く減少し、初婚の年齢は平均で34.5歳だそうです。

産気づいたら…37週を過ぎたら、ご主人がいない午前中や昼間に陣痛が来た時の対処方法や、上の子の預け先などを明確にした方がいいそう。「ママサポートタクシー」を利用するのも手ですね。産院への連絡は、30分間に3回(10分間隔)で痛みが起こったら。破水をした場合は、子宮の卵膜が破れ膣の中に菌が入ってしまう恐れがあるので、お風呂は避けましょう。

産婦人科 清水クリニック 清水院長

 

 

産後

出産直後のママはホルモンバランスが崩れているから、気分が落ち込んだりイライラして家族にあたってしまいます。まず、ママの休息が必要なので1ヶ月は休養することが大事。ゆっくり休んで赤ちゃんを育てながら、少しずつママになれば大丈夫!ママの生活リズムを整え、おっぱいが出るように1日3食規則正しく食べ、身体を冷やさないようにすることが大切です。

産前産後ケアセンター 榊原センター長

 

 

 

気をつけていくこと

胎盤を通じてママから抗体をもらい生まれてきた赤ちゃんは、母乳によっても免疫力をもらい生後6ヶ月までは抗体のおかげでいろいろな病原体からの感染を免れます。6ヶ月以降は風邪をはじめ、多くの病原体からの感染に注意が必要です。1ヶ月検診では、鼻詰まり・乳児湿疹・ミルクを吐く、飲まないなどの質問が多いそう。気をつけた方が良いのは「熱性けいれん」です。持続時間とけいれんが止まった後の様子をしっかり観察し、必要を感じたら救急車を呼びましょう。

まつしたこどもクリニック 松下院長

 

 

 

記事一覧へ