●かなしくなったらやってみて
著・絵:オーレリー・シアン・ショウ・シーヌ
訳:垣内 磯子
出版:主婦の友の会
ガストンのたてがみは、気分によって変わります。何もかもうまくいって
いるときは、虹色になる!でも今日はお友達と口喧嘩をしてたてがみが
青色に…。そんな気持ちを変えるためには悲しみの雲を追い出そう!
ネガティブな感情を前向きに変化させ、コミュ力の高い生きやすい子に。
感情のコントロールをして、子どもが自分で解決する方法を教えてくれる絵本です。
●ライオンのこころ
文:レイチェル・ブライト
絵:ジム・フィールド
訳:安藤サクラ
出版:トゥー・バージンズ
誰にも気づかれない小さなネズミ。誰もがうっとりする大きなライオン。
ライオンに憧れるネズミは、ある日勇気を出してライオンに会いにゆくのだが…
そこでまっていた思わぬ展開とは!
からだの大きさやちからの強さに関係なく、みんなが夢を持ち、
やりたいことができる!と、勇気を与えてくれる絵本です。
●さかなくん
絵・作:しおたにまみこ
出版:偕成社
さかなくんは水の中で暮らしています。
学校に行くにはズボンを履いたり、ヘルメットを被ったり色々と準備が必要です。
でもさかなくんは学校に行くのが大好きなのです。しかし1つだけ嫌いなものが…。
地上に暮らすみんなとは少し違うさかなくんの暮らす世界を魅力的に描いた、
私たちと同じようなごく普通の日常だけど、どこかちがう、そんな世界をたっぷり味わえる絵本です。
●どうぞのいす
作:香山美子
絵:柿本 幸造
出版:ひさかたチャイルド
うさぎさんが作った小さな椅子。うさぎさんは木の下に小さな椅子と「どうぞのいす」
という看板を置きました。動物たちが前を通り過ぎる度に、「どうぞ」の言葉に反応し、
考えて行動し、次々に繰り広げられるとりかえっこ。
やがてユニークな結末へと繋がっていきます。「どうぞ」にこめられたやさしさ、
思いやりが心温まる、愉快な絵本です。
●あおくんときいろちゃん
著:レオ・レオニー
出版:至光社
あおくんときいろちゃんはとても仲良し。あおくんはパパとママとからお留守番を
頼まれたのですが、きいろちゃんのところに遊びに出掛けました。
出会ったあおくんときいろちゃんは嬉しくて緑色になってしまいます。
そのまま家に帰ると、親にうちの子ではないといわれてしまいました。さあ困った!
目では見えない喜びや悲しみなどの「心」。物語が進むたびに読む人の感情が
揺さぶられて、いつの間にか、あおくんときいろちゃんに感情移入してしまいます。