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クリスマスのおはなし
作:サム・タプリン
出版社：ポプラ社

明日は待ちに待ったクリスマス。サンタがこの街に気づかなかったらどうしよう……。
森の動物たちは浮かない表情をしています。そこで、サンタに気づいてもらえるよう
みんなで準備をすることに！さあ、サンタはこの街に訪れてくれるのか！？
光と音でクリスマスの雰囲気も楽しめる絵本です。

ゆかいなゆうびんやさんのクリスマス
作：ジャネット＆アラン・アルバーグ
訳：佐野洋子
出版社：文化出版局

愉快な郵便屋さんが、おとぎ話の主人公へお手紙を届けていくお話。
本のページが封筒になっていて、なんと中にはお手紙やその他ワクワクが
詰まったものが実際に入っている面白さ！楽しい仕掛けで、
自分が受け取っている気分になれるので、子どももときめく事間違いなし！

まりーちゃんのくりすます
作・絵： フランソワーズ
訳： 与田 凖一
出版社： 岩波書店

ヤギのぱたぽんはまりーちゃんにクリスマスについて教えてもらいます。
ですが、ぱたぽんにはサンタさんがプレゼントを入れてくれるくつがありません。
そんなぱたぽんの為にまりーちゃんがした事とは……？
クリスマスを待ちわびる少女の純粋な気持ちを真っすぐ素直に描いています。

しんせつなともだち
作： 方 軼羣 （ふあん いーちゅん）
絵： 村山 知義
訳： 君島 久子
出版社： 福音館書店
食べ物がない寒い冬の出来事。お腹がすいた子うさぎが雪の中でかぶを2つみつけました。
友達も食べ物に困っているだろうと、1つロバの家に持っていきますが、どうやら留守のよう。
帰宅したロバは野菜を見てびっくり！今度はロバが、友達にかぶを届けます。
動物たちの思いやりのサイクルが心をほっこりさせてくれる一冊です。

きのいいサンタ
作・絵： さとう わきこ
出版社： 金の星社

メリークリスマス！プレゼント配りで大忙しのサンタさん。
寂しそうにしている捨て猫や、壊れたおもちゃを拾うきのいいサンタ。
ソリは行くときよりも帰る時の方が荷物でいっぱい。
ページの中で分かれて描かれる1コマ1コマがマンガのようで楽しい、心温かいサンタのお話です。

子どもに読み聞かせをすることは、とても大切なコミュニケーションのひとつです。
子どもは、登場人物になりきり、想像の世界を冒険していきます。

登場人物の感じた喜びや楽しさ、ときには悲しみや悔しさ、怒りなどを体験し、感情豊かに。
人の喜びや痛みを分かち合う共感性も育まれていきます。

まだ言葉のわからない、ちいさな子にも読み聞かせは効果的です。
ママやパパの声は子どもにとってリラックスでき心地よいものなのです。

絵本にはさまざまな力があります。子どもにとっては知識の宝庫！
ジャンルによっては学習要素の多い絵本、昔話からは先人の知恵を学べます。
それだけではなく、色彩・形・マナーなど絵本を読んで得られることはたくさん。

子どもが自分で読むのと、読み聞かせしてもらい耳で聞くのでは、また違った体験となります。
子どもたちが「よんで」と言ってくるときにはぜひ、読んであげましょう♪

ときには、子どもたちがママやパパに読み聞かせをしてくれるかもしれません。
そんなときは上手に読めたことをたくさんほめてあげると愛情を感じ、子どもにとって特別な時間となるのではないでしょうか。