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絵本

2024年3.4月号

はじめての○○絵本

子どもたちにとってどんなことでもはじめてはとっても特別なこと。 どんな初めての物語がまっているかな? 協力/朗月堂本店

『おててがでたよ』
林明子作 福音館書店
880円

おててを出したら、次はあたま。その次はどこかな?
じょうずに服を着れるかな?あかちゃんが、からだの部分をひとつずつ確認しながら、 一生懸命服を着て、できるたびに喜ぶ心豊かな一冊。

『おさじさん』
松谷みよこ作 童心社
770円

みんなは食べるとき、何を使っているかな?
熱いたべもの、冷たいたべものおさじさんなら何でも平気。
おさじさんと一緒におくちをあーん。

『はけたよはけたよ』
1,100円
かんざわとしこ作 偕成社

たっくんはひとりでパンツが履けません。パンツも履かずに外に飛び出していきました。
道の途中で動物たちに出会って・・・。 はたして、たっくんはひとりでパンツを履けるのでしょうか?

『はじめてのおるすばん』
1,650円
しみずちお作 岩崎書店

三才のみほちゃんはママに頼まれて、はじめてひとりでお留守番をすることに。
チャイムと共にやってくる、知らない足音と声にちょっぴりドキドキ。だけど最後は心温まる物語。

『こんとあき』
1,430円
林明子作 福音館書店

小さな女の子「あき」ときつねのぬいぐるみ「こん」はあきが小さい時からずっと仲良しです。ある日こんの腕がほころびてしまい、おばあちゃんになおしてもらうことに。電車に乗って二人だけの大冒険です。無事おばあちゃんの家にたどり着けるのでしょうか・・・。

はじめての○○絵本
はじめての○○絵本
はじめての○○絵本
はじめての○○絵本

子どもに読み聞かせをすることは、とても大切なコミュニケーションのひとつです。
子どもは、登場人物になりきり、想像の世界を冒険していきます。

登場人物の感じた喜びや楽しさ、ときには悲しみや悔しさ、怒りなどを体験し、感情豊かに。
人の喜びや痛みを分かち合う共感性も育まれていきます。

まだ言葉のわからない、ちいさな子にも読み聞かせは効果的です。
ママやパパの声は子どもにとってリラックスでき心地よいものなのです。

絵本にはさまざまな力があります。子どもにとっては知識の宝庫!
ジャンルによっては学習要素の多い絵本、昔話からは先人の知恵を学べます。
それだけではなく、色彩・形・マナーなど絵本を読んで得られることはたくさん。

子どもが自分で読むのと、読み聞かせしてもらい耳で聞くのでは、また違った体験となります。
子どもたちが「よんで」と言ってくるときにはぜひ、読んであげましょう♪

ときには、子どもたちがママやパパに読み聞かせをしてくれるかもしれません。
そんなときは上手に読めたことをたくさんほめてあげると愛情を感じ、子どもにとって特別な時間となるのではないでしょうか。

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