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絵本

2025年月1.2月号

2月3日は節分の日!「鬼が主役」の絵本

子どもたちにとって、豆まきや「鬼は外!」の掛け声が楽しい特別な日です。 そんな節分をもっと楽しむなら、鬼が登場する絵本を読んでみませんか?怖いながらどこか愛嬌のある鬼たちや、心温まるストーリーにワクワクしちゃう♪絵本を通して、節分の意味や文化を親子で一緒にもう一度学ぶおすすめ!

「だいくとおにろく」

画: 赤羽 末吉
出版社: 福音館書店
税込価格: ¥1,100

あるところにとても流れの早い川があった。村人たちは、相談して大工に橋をかけてほしいと頼んだ。大工が川に行ってみると、突然鬼が現れ、目玉をくれたら橋をかけてやると言われる。大工は返事をしなかったが、翌日川へ行ってみると見事な橋がかかっており、鬼が目玉をよこせとやってきた…。

「オニのサラリーマン」

文: 富安 陽子
絵: 大島 妙子
出版社: 福音館書店
1,700円

赤鬼のオニガワラ・ケンは地獄カンパニーのサラリーマン。今日も満員バスで地獄へ、 出勤して亡者たちを監視します。休憩中には、愛妻弁当を食べて、まるで人間のサラリーマンみたい。ところが、油断していると亡者たちは決まりを守らず逃げようとし始めさあ大変。鬼の世界も全然楽じゃない!

「いちにちじごく」

作: ふくべ あきひろ
絵: かわしまななえ
出版社: PHP研究所
税込価格: ¥1,650

SNSでも話題沸騰の「いちにち」シリーズ第8弾! わるいことをすると地獄につれていかれるって本当!?地獄ってどんなところなのか、体験してみよう!ページごとに、ダイナミックな地獄の絵が!!怖いやら面白いやら……。

「いいからいいから」

作: 長谷川 義史
出版社: 絵本館
1,430円

ある日突然、カミナリの親子が家にやってきた!びっくりなトンデモナイ状況です。 しかし、おじいちゃんは全然平気。いいからいいからお茶でものんでいきなさいと、 かみなり親子にお茶を勧めます。それから夕飯もお風呂も勧めるおじいちゃん。 かみなり親子はいつまで家にいるのか…。

「ようこそじごくへ」 

作: 広松 由希子
絵: 100%ORANGE
出版社: 玉川大学出版部
1,980円

現代によみがえった地獄を巡り、どんなことをするとどんな地獄に落ちるのか、 詳しく解説してくれる絵本になっています。これを読んだら、悪いことはできなくなること間違いなしの1冊!そして、一口に地獄といってもこんなに種類があるとは驚きです。 面白いし、日本の歴史の勉強にもなります。

「おにのこにこちゃん かえらないったらかえらない」

作: ケロポンズ
絵: 原あいみ
出版社: ポプラ社
1,100円

おにのこにこちゃんは2歳。お母さんと公園に遊びに来ました。夕方になっておうちに 帰ろうと言われますが、すべり台に夢中で全然帰りたくありません。 まだかえりたくない!もういっかいすべりだい!といっていイヤイヤしています。

2月3日は節分の日!「鬼が主役」の絵本
2月3日は節分の日!「鬼が主役」の絵本
2月3日は節分の日!「鬼が主役」の絵本
2月3日は節分の日!「鬼が主役」の絵本

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読み聞かせは、子どもとの大切なコミュニケーションのひとつです。子どもたちは、物語の登場人物になりきり、想像の世界を冒険しながら、さまざまな感情を体験します。喜びや楽しさ、時には悲しみや悔しさ、怒りなどを感じ取ることで、感情豊かな子に成長していきます。また、人の喜びや痛みに共感する力も自然と育まれます。

絵本には、子どもの成長に必要なさまざまな力が詰まっています。絵本は、知識の宝庫であり、学習要素が豊富なものから、昔話を通じて先人の知恵を学べるものまでさまざまです。さらに、色彩や形、マナーなども絵本を通じて学べます。

子どもが自分で絵本を読むのと、誰かに読み聞かせてもらうのでは、体験の質が異なります。もしお子さんが「よんで」とお願いしてきたときは、ぜひ時間をとって読んであげてください。

そして、時にはお子さんがママやパパに絵本を読んでくれることもあるでしょう。そんな時には、上手に読めたことをたくさん褒めてあげると、愛情を感じる特別なひとときとなり、お子さんの心に深く刻まれることでしょう。

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