ご主人・11歳の長女・6歳の長男・4歳の次女と暮らす鬼塚智恵(おにつかちえ)さん。ミサワホーム株式会社に新卒で入社し、ミサワホーム甲信株式会社山梨支社に出向。3回の産休・育休を経て、現在はお客様と修理業者を繋げる営業本部 建設部 お客様センターに所属しています。勤務時間は8時30分から15時が基本ですが、業務量によっては17時頃になることも。正社員勤務となると時間に拘束されてしまうイメージがありますが、智恵さんいわく最近ではフレックスタイム制の導入や在宅勤務申請が可能になったことなどで育児とのバランスは年々、良くなっているとのこと。また子どもの体調不良などで急に休まなければならないことも多いと話す智恵さん。希望どおり休みがとれることや周りの人の気遣いに加え、子どもが元気な時や時間に余裕がある時に出来るだけ前倒しで仕事をこなし、急な休みがいつ来ても良いように働くことで、育児と仕事を両立しています。
3人の子どもたちが就寝する頃にご主人が帰宅するため、就業後もママ業が忙しい毎日。時には総菜を購入するほか、まとめて出来る掃除は休みの日にこなすなど工夫します。「子どもたちが元気でいるには、まず私が元気でいないといけないので、無理せずに頼れるところは頼って生活しています。あとは、座るとどっと疲れて立てなくなってしまうので、家の中では出来るだけ立っていますね」と智恵さん。どうしても疲れた時は「お母さん座っちゃうよ」と子どもたちに声をかけると「座っておいでよ」「もう座ればいいじゃん」などママを気遣う声が返ってくるのだとか。4歳の次女が気を使って1人で牛乳を入れるねと言いながら床にこぼしてしまうんです、とママへの愛情が溢れるエピソードも。智恵さんが仕事をする姿を子どもたちに素直にみせているからこそ、家族みんながチーム一丸となり協力してくれるのでしょう。
仕事と子育てを両立する上で“割り切ることが大事”だと話す智恵さん。「私自身もどうしても急な休みに申し訳なく感じることがありますが、子どもがいるこの現状は変わらないので自分を責め過ぎないほうがいいのかな。これから復職や仕事をはじめる方は、以前のようにいかないと悩むことがあるかも知れませんが、周りの人や環境に感謝しつつ、会社の制度などを活用しながら自分にできることをするのが大事だと思いますね」と教えてくれました。