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ワーキングママ

2024年9.10月号掲載

MAMA WORK’s STORY~ “私”を我慢しない生き方~

角田 真希さん  甲府市在住。株式会社ナリス化粧品が運営する直営サロンで15年間、エステ施術者として携わる。2021年7月よりナリス化粧品取扱いの個人サロンを開業しステップアップ。ご主人と子ども2人(長男12歳、次男7歳)の4人家族。   

ご主人・12歳の長男・7歳の次男と暮らす角田真希(つのだまき)さん。15年間、株式会社ナリス化粧品が運営する直営サロンでエステ施術者として携わり、3年前に自身のエステティック・脱毛サロン『MOOO(モー)』を開業しました。美容の仕事を始めた当初から自分のサロンを持つことが夢だったと話す真希さん。しかし子育て真っ最中、家事もあるし子どもたちとの時間も大事にしたい。子どもが成長してからの方が病気等の心配も少ないのでは……と悩み、中々実現しなかったそう。きっかけは会社が光脱毛の器機を導入するという話。導入への条件として個人サロン経営店が必要になり『どうしてもやりたい!』という想いで開業を決意しました。「3月に物件を探し始めて同年7月にOPEN。ずっと悩んできたのに本当にやりたいことを目の前にすると、こんなにも行動できるんだって自分でも驚きました」と振り返ります。同じグループに所属する先輩からの応援や、家族の理解も真希さんの背中を押してくれました。

独立してからは事務作業等で仕事に費やす時間は増えたが、全てが自分の為に繋がっていると実感できワクワクすることも増えたと言います。懸念していた子育ても考え方の工夫で両立させました。「子ども達に合わせて仕事を休むことが難しいため、日々の関わりをより大切にするようになりました。限りある時間を大切にするためにも、例えば子どもに呼ばれたら『ちょっと待ってて』ではなく、出来るだけ応えてあげて話をしっかりと聞くようにしています。休みが揃う日はショッピングや、共通の趣味を通して家族の時間を大切にしていますね」と話しながら2人の息子が可愛くて仕方ないと愛情溢れる一面も。また煮詰まった時は可愛いものを眺めて気分を上げるほか、アクセサリー制作などで気持ちの切り替えをしているそう。

仕事をしていく中で“きっかけ作り”ができたら嬉しいと話す真希さん。何かをやりたい“私”を我慢しないで欲しい、開業のきっかけが無ければずっと“母だから……”と夢を諦めていたかもしれない自身の経験を通して、エステへ興味を持つママや美容の仕事をやってみたいママへの後押しが出来る存在になれたら嬉しいですと話してくれました。

MAMA WORK’s STORY~ “私”を我慢しない生き方~
MAMA WORK’s STORY~ “私”を我慢しない生き方~
MAMA WORK’s STORY~ “私”を我慢しない生き方~
MAMA WORK’s STORY~ “私”を我慢しない生き方~

わたしの一日

6:00-起床・朝ご飯やお弁当の準備
6:30-子どもたち起床
7:00-子どもたち朝ごはん
7:40-子どもたち登校
8:00-家事や洗濯・サロンへ移動
9:00-サロンのオープン準備
10:00-サロンオープン・施術開始
17:30-施術終了
18:00-学童へ次男をお迎え・帰宅後に夕食の準備
19:00-夕食
20:00-家族との時間(会話・テレビなど)
22:00-子どもたち就寝
23:00-SNSでの情報収集や勉強、美容などの自分時間
00:30-就寝

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