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ワーキングママ

2025年月1.2月号

MAMA WORK’s STORY~頑張る姿が子どもの背中を押す~

久保 舞香さん
甲府市在住。前職はパートタイマーにてマルチに活躍。2021年にキッチンカー「おむすび処 舞」を開業し、2023年7月からは山梨県立男女共同参画推進センター「ぴゅあ総合」1階でカフェをスタート。ご主人と子ども2人(12歳・11歳)の4人家族。

ご主人・12歳の長女・11歳の長男と暮らす久保舞香さん。2021年にキッチンカー「おむすび処 舞」を開業。2023年7月からは山梨県立男女共同参画推進センター「ぴゅあ総合」1階にてカフェをスタートし、主に平日はカフェ営業、週末はキッチンカーでイベント出店を行っています。舞香さんがキッチンカーを開業したきっかけは、いつか飲食店を2人で経営できたら楽しそうだねと始まった夫婦の会話。収入の面を考えた結果、まずはご主人がサラリーマンとして働きつつ、舞香さん1人で始めてみようという形で実現しました。開業当時は不安でいっぱいでしたが、実際にイベントに出店してみると子育て世代のキッチンカー仲間が多いことを知り、勇気をもらえたと振り返ります。

イベント開催の多くは土日祝日のため、その際はご主人が子どもたちを担当。子どもが幼い時はイベントに連れていくこともあったそう。「子連れで出店する方も多く、普段と異なる環境の中、知らない子どもたちに関われたことは、我が子にとっても貴重な体験でした。子どもを仕事場に連れていけるという点ではママがやりやすい仕事かも知れませんし、自分が働く姿を見せられたことは良かったですね」。子どもたちをイベントに連れて行ったことで仕事を理解してもらえ、応援してくれるようになったことも励みになっていると言います。

MAMA WORK’s STORY~頑張る姿が子どもの背中を押す~
MAMA WORK’s STORY~頑張る姿が子どもの背中を押す~
MAMA WORK’s STORY~頑張る姿が子どもの背中を押す~
MAMA WORK’s STORY~頑張る姿が子どもの背中を押す~

現在、週末は子どもたちがスポ少で野球に励んでいるため、子連れでのイベント出店はほとんど無くなったとのこと。舞香さんは家族との時間が少なくなる分、お弁当で愛情を伝えています。「野球の練習でお弁当を持っていくことが多いのですが、どんなに時間がなくても、なるべく手作りのものを持たせるように意識しています。試合にも行けないことが多いので『ごめんね』『頑張ってね』という想いを込めたくて、そうしていますね。子どもたちが帰ってきたあとは試合の写真を見ながら会話をすることも大切にしています」と舞香さん。子どもたちと休みが揃う日はウインドウショッピングや、親子共通の趣味であるカラオケをして過ごしています。

今後も子どもたちと“お互いに背中を押し合える関係を続けていきたい”。「子どもが頑張る姿を見て元気をもらうことも多い。逆に親が頑張る姿勢を見せることで、子どもを勇気づける。そんな関係がこれからも続けられたら嬉しいですね」と話してくれました。

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