ご主人・12歳の長女・11歳の長男と暮らす久保舞香さん。2021年にキッチンカー「おむすび処 舞」を開業。2023年7月からは山梨県立男女共同参画推進センター「ぴゅあ総合」1階にてカフェをスタートし、主に平日はカフェ営業、週末はキッチンカーでイベント出店を行っています。舞香さんがキッチンカーを開業したきっかけは、いつか飲食店を2人で経営できたら楽しそうだねと始まった夫婦の会話。収入の面を考えた結果、まずはご主人がサラリーマンとして働きつつ、舞香さん1人で始めてみようという形で実現しました。開業当時は不安でいっぱいでしたが、実際にイベントに出店してみると子育て世代のキッチンカー仲間が多いことを知り、勇気をもらえたと振り返ります。
イベント開催の多くは土日祝日のため、その際はご主人が子どもたちを担当。子どもが幼い時はイベントに連れていくこともあったそう。「子連れで出店する方も多く、普段と異なる環境の中、知らない子どもたちに関われたことは、我が子にとっても貴重な体験でした。子どもを仕事場に連れていけるという点ではママがやりやすい仕事かも知れませんし、自分が働く姿を見せられたことは良かったですね」。子どもたちをイベントに連れて行ったことで仕事を理解してもらえ、応援してくれるようになったことも励みになっていると言います。