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ワーキングママ

2023年7.8月号

~MAMA WORK’s STORY~資格取得からはじまった一歩~

内藤 まさこさん   前職は保育園にて給食調理のパート。4人目の産休中、調理師免許を取得。2022年に和菓子屋「三好堂」のあんこに合うパンを中心に販売をスタート。ご主人と子ども4人(小3、小1、4歳、2歳)の6人家族。 

小3、小1、4歳、2歳の子どもを育てるまさこさん。2022年7月から夫が経営する南アルプス市の和菓子屋「三好堂」の一角で「ヨメパン」の販売をスタートさせました。もともと保育園の給食調理を仕事にしていましたが4人目の産休中に調理師免許を取得。その後、大好きな三好堂のあんこに合うものを作りたいと考え、辿り着いたのが“パン”でした。販売日は週に2日、木曜日はコッペパンやベーグルが中心、土曜日は菓子パンなども加わります。家庭でも作れる材料のみを使用し小さな子どもからご年配まで親しめるように心がけ今後は食パン販売も行う予定だそう 

「4人目の妊娠が分かり、育児に専念する時間が出来ました。その時にこの時期が過ぎたら仕事も加わり忙しくなってしまう、いまの時間をより有意義に過ごせないだろうかと考えたんです。それで前職の経験を活かして調理師免許を取得してみようと思い行動しました」とまさこさん。妊娠期間は上の子ども達を送りだした後にまとまった勉強が出来ていましたが、出産後は下の子が寝ている時に少しずつ勉強を重ねていきました。 

またヨメパンをスタートさせる時には“子どもが幼い今、本当にはじめる時なのだろうか”と悩むこともありましたが、普段から支えてくれている夫や義母から背中を押してもらったことが“やりたい”という気持ちへ更に向かわせてくれたと言います。 

~MAMA WORK’s STORY~資格取得からはじまった一歩~
~MAMA WORK’s STORY~資格取得からはじまった一歩~
~MAMA WORK’s STORY~資格取得からはじまった一歩~
~MAMA WORK’s STORY~資格取得からはじまった一歩~

「何もかも初めてのことで疲労もありますが、前に子どもの授業参観に行った際に子どもの友人が作成した新聞にわたしのパン作りのことを書いてくれたことがあって、それを見たときに“やってよかったな”と思いましたね」とまさこさん。お母さんとしてではなく“自分”としての気持ちや想いを大事にすることも大切なのかも知れません。

わたしの一日
2:00-起床、パン作り開始
6:30-子ども達起床、朝食、準備など
7:00-子ども(小学校)の見送り
8:00-お店開店、合間に子ども(保育園)の送迎
13:00-次回のパンの準備や片付け、お店の手伝い
16:30-仕事終了、子ども達のお迎え
17:30-夕飯準備
18:00-夕ご飯、お風呂
20:00-寝かしつけ
21:00-家事や仕事の片付け、準備など
22:30-就寝

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