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ワーキングママ

2024年3.4月号

MAMA WORK’s STORY~いまの母と子を切り取る仕事~

小佐野 真奈さん
山梨県富士河口湖町在住。結婚を機に移住し、もうすぐ6年目。前職は建設会社の広報担当。現在は自宅の一室を改装した「おうちフォトスタジオまる◯」を軸にロケーション撮影なども行うフリーカメラマン。ご主人と子ども2人(長女4歳6ヶ月、長男2歳7ヶ月)の4人家族。

ご主人・4歳の長女・2歳の長男と暮らす小佐野 真奈さん。結婚を機に山梨へ移住し建設会社の広報担当として正社員で働く傍ら、副業として2022年6月に「おうちフォトスタジオまる◯」を開業し2023年6月に本業としてスタート。当初はもう少し後に「おうちフォトスタジオまる◯」への一本化を考えていましたが、正社員での時間拘束等から副業や育児とのバランスが想像以上に難しく、夢であるカメラマンの仕事を優先させました。

真奈さんが撮りたいものは“母と子の自然な日常写真”。長女が1歳くらいの時に真奈さんと子どもの写真が少ないことに気付き、セルフシャッターで写真に残そうと思い撮影するもボタンを押してから撮影までが短く、自然な姿を残すことが難しかったそう。さらに2人目が産まれると育児に更に追われてセルフで撮る時間もなくなりました。その時に感じた『母と子の自然な写真が何故こんなにも少なく、難しいのか』という想いが現在の真奈さんに繋がっています。子育てに無理のない範囲で活動するため、週に2~3件ほどの撮影にセーブし、残りの時間は編集やSNS発信など。基本は子どもたちが保育園に通う時間で行いますが、子ども達が寝てから仕事をすることもあります。「長男の“ぬくもりセンサー”がすごい。私のぬくもりがなくなると起きてしまうので、ベッドから抜け出す時は自分の体温が残る布団をかぶせて静かに部屋を抜けだしています(笑)」と真奈さん。

ママが大好きな子どもたち。料理中など手が離せないタイミングで子どもたちが大泣きし、真奈さんの心の余裕が無くなってしまうこともしばしば……。そんな時にはスマホを片手に大泣きしている子どもたちをパチリと撮影!画面越しに「全身で大泣きしているな~」と思うと次第に冷静になれ、写真を見返すとこんな事があったなと、ほっこりとした気持ちになれるのだとか。育児を大変で終わらせず、少しでも良い思い出にしたいと話す真奈さんの育児解決法です。

 

MAMA WORK’s STORY~いまの母と子を切り取る仕事~
MAMA WORK’s STORY~いまの母と子を切り取る仕事~
MAMA WORK’s STORY~いまの母と子を切り取る仕事~
MAMA WORK’s STORY~いまの母と子を切り取る仕事~

今年の目標についてもお聞きしました。「去年は仕事が手探り状態でバタバタ。子育てとのバランスが上手くいかなかったので、今年は心に余裕が持てる仕事設計をしたいと考えています」と真奈さん。昨年12月には真奈さん自身が撮影される側を経験し、納品された写真を見てワクワクしたそう。その想いを自身の仕事にも活かしていきたいと話してくれました。

◇わたしの一日

6:30-起床・朝食準備
7:00-子供たち起床・朝食・3人分(自分と子供たち)の身支度
8:00-登園
9:00-掃除・片付け・仕事開始
10:00-撮影・編集・お問合せ対応・SNS発信 等
11:00-
12:00-
13:00-
14:00-
15:00-
16:00-子供たちのお迎えへ
17:00-夕食準備・お風呂
18:00-夕食
19:00-休憩・子供たちと遊ぶ時間
20:00-翌日の支度・寝かしつけ
21:00-寝室から生還できれば…フリータイム
22:00-(仕事や勉強をしたり、映画やドラマ鑑賞など趣味の時間にしたり)
23:00-
00:00-就寝

ホームページ→https://mana-maru.com/
インスタグラム→@studiomaru.mana

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