ご主人・4歳の長女・2歳の長男と暮らす小佐野 真奈さん。結婚を機に山梨へ移住し建設会社の広報担当として正社員で働く傍ら、副業として2022年6月に「おうちフォトスタジオまる◯」を開業し2023年6月に本業としてスタート。当初はもう少し後に「おうちフォトスタジオまる◯」への一本化を考えていましたが、正社員での時間拘束等から副業や育児とのバランスが想像以上に難しく、夢であるカメラマンの仕事を優先させました。
真奈さんが撮りたいものは“母と子の自然な日常写真”。長女が1歳くらいの時に真奈さんと子どもの写真が少ないことに気付き、セルフシャッターで写真に残そうと思い撮影するもボタンを押してから撮影までが短く、自然な姿を残すことが難しかったそう。さらに2人目が産まれると育児に更に追われてセルフで撮る時間もなくなりました。その時に感じた『母と子の自然な写真が何故こんなにも少なく、難しいのか』という想いが現在の真奈さんに繋がっています。子育てに無理のない範囲で活動するため、週に2~3件ほどの撮影にセーブし、残りの時間は編集やSNS発信など。基本は子どもたちが保育園に通う時間で行いますが、子ども達が寝てから仕事をすることもあります。「長男の“ぬくもりセンサー”がすごい。私のぬくもりがなくなると起きてしまうので、ベッドから抜け出す時は自分の体温が残る布団をかぶせて静かに部屋を抜けだしています(笑)」と真奈さん。
ママが大好きな子どもたち。料理中など手が離せないタイミングで子どもたちが大泣きし、真奈さんの心の余裕が無くなってしまうこともしばしば……。そんな時にはスマホを片手に大泣きしている子どもたちをパチリと撮影!画面越しに「全身で大泣きしているな~」と思うと次第に冷静になれ、写真を見返すとこんな事があったなと、ほっこりとした気持ちになれるのだとか。育児を大変で終わらせず、少しでも良い思い出にしたいと話す真奈さんの育児解決法です。