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ワーキングママ

2024年1.2月号 

MAMA WORK’s STORY~今、大切にすべきことは何かを再認識する~

功刀 里枝さん 山梨県甲府市在住。本職は保育士。現在は週3日、保育士の仕事をこなしながらenoのエンを営む。ご主人と子ども2人(長男8歳、次男3歳)の4人家族。

8歳の長男、3歳の次男を夫婦で育てながら、週3日は保育士、休みの日は甲府市で親子の憩いの場「enoのエン」を営む功刀 里枝さん。小学校入学という新しい環境に飛び込む長男を家庭からサポートしたいと7:30~18:30のシフト制でフルタイム勤務していた保育士の仕事から週3日、長男の帰宅に間に合う8:30~14:00の勤務にしました。勤務体系の変化は収入や生活スタイルなどが変わるため、夫婦でしっかりと働き方や生活などの方向性を話し合ったという里枝さん。長男が行事などで普段よりも早く帰宅する日は、それに合わせてご主人がリモートワークにすることも。家族でスケジュールを合わせながら日々を過ごしています。

また同時期に里枝さんの祖父母が暮らしていた古民家 fukuで育児に無理のない形で何かできないかと不定期でワークショップやマルシェ、お庭開放などを開催する「enoのエン」をスタート。一見、2つの仕事を持つことは両立が難しそうですが、里枝さんは居場所が増えたことで良い影響があったと言います。「大変そうと言われることもあるけど、例えば保育士の仕事をしている時もenoのエンの時も、片方のモチベーションが別のモチベーションを上げてくれて両方により良い影響が出るようになった。そうなると家庭でもニコニコでいられたりして家庭にも良いんですよ(笑)」と里枝さん。enoのエンでは訪れたママたちとイベントのコラボをすることも。「来てくださったママたちから子育ての事情でフルタイム勤務が難しい、なんでこんなにセーブしないとならないんだろう、仕事をしたい気持ちに蓋をしとくしかないのかな、などの話を聞き、一緒に話し合って作業療法士のママにえのぐあそびをしてもらったり、栄養士のママにクッキングしてもらうなど徐々にコラボをするようになりましたね。今は子育ての事情があるけれど、いつかはフルタイムで働く日も来るはずだから、その楽しみのために出来る範囲でその想いをenoのエンで叶えて、子どもといる時間をもっと楽しめるようになったらいいなと思います」と話してくれました。

MAMA WORK’s STORY~今、大切にすべきことは何かを再認識する~
MAMA WORK’s STORY~今、大切にすべきことは何かを再認識する~
MAMA WORK’s STORY~今、大切にすべきことは何かを再認識する~
MAMA WORK’s STORY~今、大切にすべきことは何かを再認識する~

子育てではスキンシップを大切にしているそう。「長男の時に通っていたベビーマッサージの先生が『触れるというマッサージはずっと続く。コミュニケーションになるよ』って教えてくださって、それから触れるを通したコミュニケーションを大切にしています。長男がちょっと疲れたと言った時に、じゃあみたいな感じで触れながらマッサージしていくと心もほぐれて他愛無い話をしてくれたり、次男もマッサージして!と寝転んだりしてくれます。そういう時間を大事にしたいと思っています」と里枝さん。今年の7月にはベビーマッサージの教室を開業し、新たな一歩を踏み出しています。

わたしの一日

enoのエンver.
5:00-起床
6:00-子どもたち起床、朝食準備
7:00-朝の支度、長男見送り
8:00-次男送迎
9:00-古民家 fukuへ
10:00-enoのエンstart
11:00-
12:00-
13:00-
14:00- enoのエン終了、片付け、事務作業
15:00-
16:00-お迎え、帰宅、お茶タイム
17:00-夕食準備、宿題チェック
18:00-おふろ、夕食
20:00-片付け
21:00-寝かしつけ(起きられたら自分時間)

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