●ぼうしをとったら
作:tupera tupera
出版社:Gakken
コックさんやカウボーイ、はかせの帽子をとったら…?
何が出てくるか想像しながらめくってみてください。
ワクワクめくって親子で楽しい遊び心たっぷりな仕掛け絵本です。
短いお話なので小さい子どもも楽しめて、小学生でも思わず笑ってしまいます。
●すてきな三にんぐみ
作:トミー・アンゲラー
訳:今江 祥智
出版社:偕成社
黒マントに黒ぼうし、見るからにワルそうな三にんぐみは、お宝集めに夢中な大盗賊。
夜になると武器を構え、お金持ちの馬車を襲い財宝を集めます。
そんな三にんぐみがある出会いをきっかけに今まで眺めるだけだったお宝をあんなことに使い始め…。
ここから話の展開がガラリと変わりとても惹かれる作品なので、是非読んでほしいです!
●みつけてん
作:ジョン・クラッセン
訳:長谷川 義史
出版社: クレヨンハウス
ふたりのかめがみつけた、ひとつのぼうし。
ひとつしかないので、本当は自分が欲しいけれどお互い遠慮しちゃいます。
でも本心は、ぼうしの夢を見てしまうほど…ぼうしが頭からはなれません。
かめはふたり、ぼうしはひとつ。ぼうしをどうするのか、かめの心の動きが気になります。
関西弁のふたりのやりとりが絶妙にツボります!
●わたしのマントはぼうしつき
作:東 直子
絵:町田尚子
出版社:岩崎書店
お気に入りの帽子付きのマントが、クマの少女にとってどれほど大事なものなのでしょう。
いつだって、どんなときも肌身離さず一緒。
クマの少女の姿と表情から一途な気持ちが伝わってきます。
可愛らしくきゅんとしてしまう、心温まる作品です。
子どもに、”お気に入り”がある時期に、読んでみるのもいいかもしれないですね。
●ぼうしをかぶって
作:三浦 太郎
出版社: 童心社
たくさんの野菜や果物たちがでてくる愉快な絵本です。
普段捨ててしまいがちな野菜や果物の”ヘタ”をぼうしに見立ててとっても素敵!
単純な繰り返しですがそれがまた愉快で、ファーストブックにもぴったり。
子どもに読み聞かせをすることは、とても大切なコミュニケーションのひとつです。
子どもは、登場人物になりきり、想像の世界を冒険していきます。
登場人物の感じた喜びや楽しさ、ときには悲しみや悔しさ、怒りなどを体験し、感情豊かに。
人の喜びや痛みを分かち合う共感性も育まれていきます。
まだ言葉のわからない、ちいさな子にも読み聞かせは効果的です。
ママやパパの声は子どもにとってリラックスでき心地よいものなのです。
絵本にはさまざまな力があります。子どもにとっては知識の宝庫!
ジャンルによっては学習要素の多い絵本、昔話からは先人の知恵を学べます。
それだけではなく、色彩・形・マナーなど絵本を読んで得られることはたくさん。
子どもが自分で読むのと、読み聞かせしてもらい耳で聞くのでは、また違った体験となります。
子どもたちが「よんで」と言ってくるときにはぜひ、読んであげましょう♪
ときには、子どもたちがママやパパに読み聞かせをしてくれるかもしれません。
そんなときは上手に読めたことをたくさんほめてあげると愛情を感じ、子どもにとって特別な時間となるのではないでしょうか。